いまbalilabが大切にしているオリエンタルジャムゥセラピー。は
はじめは奈良の平群という田舎町の小さなおうちサロンの一室で一人石臼をゴリゴリはじめたものでした。
今年最後にしみじみおもうことのひとつに
一人ではじめたジャムゥがいつのまにかどんどん仲間が増えて いつのまにかサロンから飛び出してみんなでジャムゥについて語ってる。
それはそれは感慨深いものがあります。
2021年の最後に フレグランスジャーナル社がだしてるジャムゥの物語を読み返してふと
このジャムゥについて
私のオリエンタルジャムゥの物語を書いていこうと思いました。
バリ島の道を車で走る時、時々みかける
瓶に入って並んでる液体。
なんだろ。あの黄色くてドロッとした瓶に入ってるもの。
そばを通る時、気になって友達にきくと
あーーあれ、ジャムゥね。
ジャムゥゲンドンさんが売ってる薬のようなもの。小さい頃から飲むんだけどまー今はサプリとかでもあるからね。小さい頃からこっちではのむよ。こちらはそう簡単に病院にいけないからね。
ふーーーん。日本でゆうとなんだろう、、、そんなに小さい時から飲む薬のようなもの、、てないなぁ。病気になったら病院という日本人の普通の考え方と違う、病気にならないように普段からのむ薬のようなものというのが面白いな。
気になりながらもその時はそこまで深く探求しなかった。
それが15年くらい前。まだまだ未病とか未病ケアとか自然療法という言葉も周りで聞かれなかった頃。
それから数年後 知り合いのサロンの先生に
ジャムゥをセラピーにし始めたいと思ってるけどかおりさんて、ジャムゥ聞いたことある?バリニーズ好きなら、興味あるんじゃないかと思って、よかったら学びにこない?と言われ
5年前の黄色い液体!思い出し二つ返事で習いに。
それが私の運命を変えたといってもオーバーじゃない。
その講座は4時間ほど。先生がジャムゥの歴史を教えてくれて、スパイスを石臼で挽きだした。
うわ、、、
これ 面白い!
そのとき使ったスパイスは15種類。全てを混ぜて石臼で潰し体にはる、そしてバリニーズオイルトリートメントを行う、というものでした。
ジャムゥそのものについても深くはわからないわたし。 帰りに石臼で挽いた時のスパイシーな香りが忘れられずワクワクしてきて
これ私サロンのメニューに早くしたいから次のバリ島で石臼買わなきゃ。
と、これもっと深くバリ島でも学べるかな。次に行った時教室探してみよう。
そんなことを考えながら
次のバリ島行きに思いを馳せてた。
それからはずっと行くたびに
ジャムゥレッスンを受けれるところを探し、自分なりにジャムゥを深めていくことにしました。
時にはトランクに買えるだけのスパイスを買って、または生のウコンをひとつだけ持ってかえり栽培を試みようかと考えたり。
(当時の私に言ってあげて。それ違法かもですー。そしてスパイス日本で購入も今なら簡単にできるよーになるよー)
(まだネットに疎すぎる頃。ブログかきはじめたり、ネットショッピングなんてできるようになったのはここ10年弱です。)
とにかくひとつ石臼をマーケットで買って先生に習ったスパイスを並べてゴリゴリ。
サロンのお客様は
珍しいね、楽しそうね。と関心を持ってくれた。それだけで満足してた数年
だけどある日、私の頭をガンと殴られてしまう衝撃の出来事が起こる。
それから私の あくなきオリエンタルジャムゥがいまのかたちになるまでの物語がはじまるのです。笑笑
来年からこちらに少しづつ続きをかいていきます。また
来年もよろしくお願いします。
balilab 島 かおり