ジャムゥとオリエンタルジャムゥについて

balilabサロンコラム

インドネシアジャムゥとは

インドネシア、ジャカルタで

1000年以上前から

行われてきて

現代医療が

確立した今でも

インドネシアの島々で

子供からお年寄りまでの健康と美を守ってきているもの。

元は インドのアーユルヴェーダ植物療法が

インドネシアにわたったとき

独自の生態系から(世界でも有数の多植物が育つ国である)

独自のもの、

ジャムゥとして発展してきた。

まずは

王宮から派生し

インドネシアの女性から女性に

口伝承で伝わる

植物を使った療法で

植物の

根、花、茎、葉、実、種、根茎、皮

から調合されて作られる。

主に煎じたり、ペーストにしたりして 美や健康のために予防や未病ケアに行われている。

医者ではなく

ゲンドンと呼ばれる専門的な人たち、女性のみの行商人たちによってそれは成り立つ

1000年以上受け継がれてきた不思議なものである。

ジャムゥの1番の特徴は

医者抜きの伝統療法であるが、

その種類は人のあらゆる症状や病状に対して全てある、ともいわれ

戦時下に

薬の入手が困難になった時に

医者たちが特にジャムゥを

体系化させ、

重宝されたということからもよくわかる。

また現代においては

インドネシア政府からも

国を挙げて守られてきている。

2023年には ユネスコ無形文化遺産に登録され、今や世界にその信頼性も認められつつあるが

それには

インドネシアの土壌の豊かな自然からの人々の互いを思いやるコミュニティが関係してるとも言われているがそれが

ユネスコに評価され登録された理由であると

インドネシアのプレゼンターからきいた。

オリエンタルジャムゥ®︎

とは

オリエンタルジャムゥとは

インドネシアのジャムゥの哲学である

⚫︎人は自分や自分の周りにいる人を

自分の周りに自生する植物の力を借りて

なるべく自然な方法で病気を未然に防ぎ、健康を維持する。

⚫︎ただ単に治療薬、

薬として、ジャムゥを作るのではなく

相手を思い、場を整え

感謝と祈りを持って

一つ一つの植物のもつエネルギーや香りを楽しみながらジャムゥをつくるその時間がマインドフルネスの時間といえる。

そこに加えて

日本人が、日本人特有の

もともと持つ性質や特質、肌の弱さや繊細さを考慮に入れ、

日本に自生する薬草を知識を持ってひとつひとつ選び、厳選し

それを合わせていく。

そして

インドネシアの伝統療法ジャムゥを

日本人のためにローカライズして

ジャパニーズジャムゥとし、

その名称を インドネシア伝統と日本のものを合わせたということで

日本のもの、ではなく

インドネシアジャムゥへの敬意と共に

「オリエンタルジャムゥ」と名付けた。

またこのオリエンタルジャムゥは特徴として

未病ケアや、療法というのと同時に

セラピー(癒し)

という考え方を大事にしています。

なので、

オリエンタルジャムゥは相手の話を聴き、ジャムゥドリンクをお出しし、

さらにハーブを一つ一つ選び

合わせていき、目の前の相手の体調や感情に合わせて 植物を調合していく。

そしてそれを使い、

ハーブスチーム蒸し(ジャムゥハーブテント)

やジャムゥハーブボール、

ジャムゥハーブの足湯

ジャムゥオイルによる

バリニーズマッサージなど

の方法で

相手に癒しのトリートメントとして提供する。

これからのオリエンタルジャムゥについて

私には

夢がある。

日本人の多くは

忙しさと余裕のない生活を送っている。自分に目を向ける時間を削り、仕事をし、家族のため

将来の不安のために働く。

そんな日本人に対して

インドネシアのゲンドンのようなセラピストを育て

その専門家であるセラピストが

提供する

オリエンタルジャムゥセラピーで

癒されてほしいと願う。

1人でも多くの人が

自分に目を向け、誰かに時間を使ってもらい、自分の体をケアしてもらうことで

心豊かに時間を過ごし

しんどい。の

代わりに

しあわせ。という言葉を吐いてもらいたい。

そうして

女性が豊かになっていき

女性が家族に、周りの人に優しい世界になると

豊かに日本がなっていく、

愛が地球を救う。

に繋がることをおおまじめに信じ、祈っているのです。

世界で1人だけの自分

を大切に

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